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ワインを通じてスイス文化を日本のみなさまへ
Swiss Culture for Japanese People through Swiss Wine
スイスワインへの想い
スイス…その国の素晴らしさに魅了されたのは1994年の初めての出張でした。
その後1年在住、帰国後も毎年訪れ、26全州(+リヒテンシュタイン公国)を巡り訪問回数は30回を超えました。
訪れるたび、自然と共存しながらのスイスの人々の生活、美しい風景、自国のものを大切にする食生活、なによりも彼らの温かい人柄に触れどんどんスイスの虜になりました。
そんな中での衝撃の出会い~それは1本のスイスワイン…
ある夏スイスで同僚の自宅に招かれ「何も聞かずにとりあえずこのワインを飲んでみろ」と出された白ワイン。
口に含むとなんと赤ワインのような味が!
素直にそのように感想を述べると、「そう、メルロ注)で造られた白ワインだよ」という言葉が返ってきました。
その「白い赤ワイン」の美味しさ、驚きと感動は今でも鮮明に覚えています。
注)メルロ種のブドウの多くは赤ワインが作られます。
それまでは、スイスでワインが造られている事、しかもこんなに美味しいワインを造っているなんて知りませんでした。
森本純也 (合同会社ヘルベティカ 代表)
Junya Morimoto (CEO of Helvetica)

スイスワインに魅せられた私は、出張や旅行のたびに各地のワインを購入しては日本に持ち帰り、ワイン好きの友人達と共に西欧料理だけでなく中華料理や和食とのペアリングを楽しみました。
アルプスからのミネラル豊かな土壌で造られるスイスワインは、出汁の効いた日本の家庭料理にもとてもよく合います。
「世界一のお金持ちであるスイス人」が毎日の食卓で飲むワイン、その多くは自国生産のものです。
それだけでは追いつかず、自国生産量の約3倍ものワインを輸入しています。
それゆえ、スイスワインが国外に出回ることは滅多にありません。
スイスのワインはボルドー、ブルゴーニュ、バローロなどの高級ワインにも遜色のない素晴らしいものなのです。
ある秋、私がいちばん惚れ込んでいるワインの生産者さんのぶどう畑で収穫のお手伝いをしていた時のことです。
そこに集う地元の人々との交流しながら、自分の手で摘みとられたぶどうたちがあの素晴らしく美味しいワインになるんだという感動の空間に身をおく中で、「この感動を僕ひとりで味わうなんて贅沢過ぎる!どうしても日本のみなさまにも知っていただきたい!」という強い願いが湧きたちました。
貿易ビジネスも酒類ビジネスの経験も全くなかった私ですが、そんな強い想いと夢がどんどん膨らみ、31年間勤務していたスイス系企業を退職し、2019年に故郷神戸に戻りスイスワイン専門商社「ヘルベティカ」を設立しました。
社名「ヘルベティカ」はラテン語で「スイスの」という意味です。
ヘルベティカは、味だけでなく独自の理念と哲学に共感したワイナリーで、毎年ぶどうの収穫を手伝うなどして生産者との信頼関係を築きながら交渉を重ね、スイス国内にしか流通していないワインを日本に輸入しています。
理念は「Beyond the Glass ワインを通じてスイス文化を日本のみなさまへ」
スイス文化をみなさまに知っていただきたい、ワインや様々な発信を通じて共感していただきスイスに興味をもったり好きになっていただきたい、それが「ヘルベティカ」の最終ゴールです。
私が魅了されたワインをご案内することで、そのグラスの向こうに見えるスイスの人々や文化を感じていただくことができれば喜ばしい限りです。
無農薬・減農薬の畑で大切に育てられたぶどうの収穫は全て手摘み、丹精を込めて生まれるワインは収量は少ないながら頂点を極めたまさしくオンリーワンです。
週末の寛ぎのひと時、家族やご友人との大切な食卓にスイスワインを添えさせていただき、グラスの向こうに見える生産者の熱い想いやスイスの美しい風景に思いを馳せていただければ喜ばしいかぎりです。
もうひとつの横顔
自称「日本No.1のスイス愛好家」である私は、スイスにまつわる様々なことをブログで綴っています。
また、料理することも好きで、自らブレンドしたチーズとスパイスで作るチーズフォンデュは国内では「西日本一」と豪語しても良いのではと思っています。
その他チューリヒ風仔牛のクリーム煮、レバー煮込み、レシュティ(ロスティ)など、ご家庭で簡単に調理できるスイス料理のレシピをクックパッドで紹介しております。
ワインや郷土料理を通して、スイスを身近に感じていただければたいへん嬉しく思います。
合同会社 ヘルベティカ